先日対馬に行ったときにあちこちで見たのが高床式倉庫。
実際には基礎の置き石が大きくて柱の足は短く、それほど高くはない。
ただこの構造が広く普及していて、明らかに伝統的に上げていることが感じられる。
それで思い出したのが5年前にラオスで見た高床式の倉庫。これはそれなりに高くて、ネズミ返しもついていた。
そして倉庫に限らず、住居も学校も高床式だった。
高温多湿に生きる東南アジアの知恵が広く伝播していることを知ることができる。
うちの近所にある民家園の高床式倉庫はどんなものだったかなと思い返したけど、結構形が違う。そうか高倉さんて名前の人がいるけど、きっと立派な伝統的倉庫を持っていたんだろうなと思った。
https://www.city.kawasaki.jp/880/page/0000000299.html
https://www.nihonminkaen.jp/other.html
なんとなく正倉院から伝統工芸やシルクロード伝来品をイメージする所もあるけど、実際の暮らしにおいては食物の保存が最重要であったことは間違いない。